KOKOMONDO

willful logs

だいこが行くぞ その2

2イヤな事がまたあった

 

パートは早番。似合わない制服に着替えて、朝7時半頃には席につく。ただぼうっと座っていると色々頼まれるので、それを淡々とこなす。私が淹れるお茶は美味しくないらしく、もう頼まれなくなった。パソコンを開き、エクセルに数字を打ち込んでいく。自分は機械になったつもりで。腱鞘炎とか避けたいから手首を柔らかく、時には左手も使ったりして忙しいフリをする。

 

100均で買った自分用水筒には水を汲んできてある。15分に一回ひと口含むようにしている。喉は渇きを覚えたらもう手遅れという記事を読んでから、体内を潤すためとかあまり深く考えず、お腹も満たされるので午前中は必ず飲み切るようにしている。もちろんトイレも近くなる。

 

トイレの手洗い場が濡れていたら丁寧に拭いて綺麗にしておく。自分はロボットと唱え続けているとお昼休憩がやって来る。残ったお水を飲み干してから社食に向かう。薄味であまり美味しくないがセットAをいつも食べる。ご飯だけは大盛り。安い。同じ職種の人がいたら一緒に席に座ることもあるが、別に話も盛り上がらないし、上手く避けられるようになってきた。よく噛んで食べる。ここでお腹を一杯にしておかないと夜ご飯まで持たない。食べ方のコツは、お味噌汁をお碗半分くらい最後に一気に流し込む事。これで、不味かったおかずや硬いお米の記憶が薄れ、胃が少し喜ぶ気がするから。

 

私は太っている。155cmで70㎏。今年に入ってから膝のガタつきを覚えたので、筋肉を強化するのとダイエットの目的で、2駅先から歩いて帰ってくるようになった。今で5ヶ月目。少し体重が減った気がするが、体重計を持っていないので調べられない。ウエスト部分がゴムの服ばかり着ているが、食い込みが減った気がする。とにかく食べることが好き。献立を考えるのが好き。

 

売店でコーヒー牛乳を買って部署に戻ろうと歩いていたら、向こうから隣の課の砂原さんとその取り巻きがやってくる。2言交わして、離れる。席についてコーヒー牛乳のパックにストローを刺す。飲む気が起きなかった。涙が出そうだったので、机に突っ伏して昼寝をしている体制を取る。あ、鼻水が垂れそう。思い切りすすって。悲しい貯金がまた貯まってしまっただけと自分に言い聞かせる。